京都大大学院で学ぶ塚本悠平さん(25)は2年前から、スマートフォンを握り、電話をかけまくっていた。大学の地球温暖化対策を尋ねるアンケートをするためだ。きっかけは、「そりゃ、あかんやろ」とあきれた出来事だった。
「そちらの大学ではどんな温暖化対策してますか」
電話口での言葉は同じだ。はじめは関西、翌年は東京と、計290の大学に電話をかけ、アンケートの協力を求めた。「スマホはいつも熱かった」
きっかけは2018年夏。環境…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル